『PREDATOR One Pool 10×4』優勝はカルド・ビアド
2020.12.17
世界の強豪64名によるリモートトーナメント
12月7日(月)に開幕した、世界のトッププレイヤー64名を集めてリモート形式で争われる『PREDATOR One Pool 10×4』。大会10日目の17日には決勝戦が行われ、2017年のナインボール世界王者、フィリピンのカルロ・ビアドが優勝を果たした。
テンボールを1人で10イニングプレーし、獲得した合計得点で競われる今大会は、4名1組が同時にプレーし、上位2名が次のラウンドに進むフォーマット。決勝に進んだ4名は、ビアドの他、2018年ナインボール世界選手権王者のヨシュア・フィラー(ドイツ)、同2019年王者のフェダー・ゴースト(ロシア)というワールドタイトルホルダーと、2014年のジュニアナインボール世界選手権チャンピオンのアロイシウス・ヤップ(シンガポール)。
いずれもこれまで高得点で勝ち上がってきたトップスターによる戦いは、序盤からミスの少ない得点の取り合いとなったが、その中でブレイクが決まらず得点を伸ばせなかったヤップが脱落。3人のナインボール世界王者の争いとなる中、抜群の安定感を見せたビアドが、ブレイクノーインなし、全てのイニングで高い得点を獲得し115点で優勝を決めた。2位は103点のゴースト、3位は93点のフィラー、4位は42点のヤップ。
この大会には日本から日本から、大井直幸、土方隼斗、高野智央、平口結貴、 和泉早衣子の5名が出場し、最高成績は大井と土方のベスト16であった。
この大会の全試合は、現在もOne Sports TVのFBページ、YouTubeチャンネルで配信中だ。