台風により西日本グランプリ第6戦は中止が決定
2019年西日本1位は吉岡正登が濃厚となった
10月13日(日)に広島県広島市の『ビリヤードファイブナイン』で行われる予定だった『西日本グランプリ第6戦』は、今年最強と呼ばれている台風19号が土曜日から日曜日にかけて本州に上陸する可能性が高く、JPBA西日本の理事会での協議の結果、中止となることが確定した。これにより、今年の西日本グランプリは9月29日(日)に行われた第5戦にて終了となった。
第1戦優勝:飯間智也
今季の西日本グランプリの優勝者を振り返ってみると、第1戦は飯間智也、第2戦は吉岡正登、第3戦は杉原匡、第4戦は北谷好宏、第5戦は川端聡と、グランプリ2勝目を挙げる選手はいなかった。昨年は川端が第3戦と第5戦を優勝しており、今年は特に群雄割拠の目立つ年だった。
第3戦優勝:杉原匡
第4戦優勝:北谷好宏
JPBAのホームページで公開されている9月末時点での西日本ランキングは、昨年の第5戦から9月末に行われた今年の第5戦までの結果が反映されている。現段階でJPBAから正式な発表はされていないものの、最終的な2019年のランキングは今年の結果のみが反映されるため、昨年の第5戦のポイントを引いた計算によると、2019年西日本ランキング第1位は吉岡(第1戦3位タイ、第2戦優勝、第4戦準優勝)、第2位は北谷(第3戦3位タイ、第4戦優勝)、第3位は川端(第5戦優勝)となる。9月末時点のJPBAランキングはコチラ
第5戦優勝:川端聡
今年は第2戦からグランプリと同日時でレディーストーナメントが開催されたことから始まり、第3戦ではチェスクロックの導入や実況・解説音声入りの映像配信、第4戦ではグランプリの翌日に高知の自然を満喫する夏休み特別イベント『マリンスポーツ&レジャー』、そして第5戦では地方予選を開催し、決勝トーナメントではセット制(1セット2ラックの3セット先取)を採用するなど、この他にも西日本グランプリを活性化させるべく、様々な取り組みが行われた。来年はどのような西日本グランプリの姿を見ることができるのか、今後も注目して頂きたい。