さらなる進化を遂げた西日本グランプリ第5戦は今週末!
これまでとは雰囲気がガラリと変わった西日本グランプリポスター
9月28日~29日(土~日)、京都府京都市の『Y’s』にて、『西日本グランプリ第5戦』が行われる。種目はテンボールで前日予選は8ラック先取、決勝日の試合形式はこれまでと異なり、1セット2ラックの3セット先取となっている。詳細は↓より。
上記の説明にもあるように今回からはショットクロックに30秒ルールが採用されている。30秒ルールの代表的な大会と言えば世界のトップクラス達が出場する『ワールドプールマスターズ』が挙げられる。今までよりもスピーディーかつテンポの良い試合が見られることだろう。
また、以前のニュースでもお伝えした通り、今回から決勝日の出場選手は以前の16名から倍の32名へと増枠された。出場選手の内訳はJPBAホームページのお知らせより。
前回優勝:北谷好宏
前回優勝は国内公式戦9勝目、そして40回目の表彰台となった北谷好宏。年内中に二桁勝利を挙げることができるのか注目だったが、先週行われた『第24回 東海グランプリ』で見事優勝を果たし、年内どころかグランプリ第4戦から約1ヶ月でプロ入り通算10勝を達成した。西日本グランプリはここまで第4戦を終え、第1戦から順に、
飯間智也、吉岡正登、杉原匡、北谷と、4名の勝者が出ており、今季は未だグランプリ2勝目を挙げた選手がいない。北谷が連覇を果たして西日本の主役に躍り出ることになるか、注目して頂きたい。
前回準優勝:吉岡正登
注目選手をもう1人挙げるならば吉岡になるだろう。8月末のJPBA西日本ランキングでは吉岡が1位を走っている。今季は非常に好調でグランプリでは第1戦が3位タイ、第2戦が優勝、第3戦は9位タイだったが、前回の第4戦では準優勝を記録している。昨年の同時期の西日本ランキングを見てみると、第3戦を終えて13位タイ、決勝トーナメント進出は第3戦の9位タイのみと、成績の違いは一目で分かるほどだ。2勝目を挙げることで西日本キングの称号を手にすることができるだろうか。
昨年は第3戦・第5戦と優勝した川端聡にも期待だ(写真提供:On the hill!)
今年の西日本グランプリは今回の第5戦と、来月の13日(日)に行われる第6戦を以て終了となる。果たして、上記に挙げた今季の4人の勝者の中から2勝目を挙げる選手が現れるのか、それともまだ優勝をしていない竹中寛や田中雅明、川端聡など、歴戦の猛者達が再び力を示すのか。ぜひ会場に足を運び、グランプリの進化と共に西日本プロ達の戦いに注目して頂きたい。