東海グランプリはいよいよ今週末!
決勝会場となる『マーシー』(※写真は昨年の東海グランプリ・レディースグランプリ決勝日)
9月14日~15日(土~日)、愛知県名古屋市の『マーシー』(14日は愛知県内複数会場を併用)にて、JPBAランキング対象公式戦『第24回 東海グランプリ』が行われる。フォーマットはテンボール、勝者ブレイク、ランダムラック。14日の予選は7ラック先取のダブルイリミネーション、15日の決勝(ベスト16~)は8ラック先取のシングルイリミネーションとなる。
昨日にもお伝えした通り、すでにJPBAのHPには会場別組合せが公開されており、プロ77名、アマチュア71名の計148名がタイトルを懸けてしのぎを削る。
大井直幸
昨年は大井直幸が土方隼斗との花の40期生対決を制してシーズン4勝目を挙げた。今季は8月末に行われた『東日本グランプリ第5戦』こそ準決勝で羅立文に敗れたが、それまではグランプリ4戦連続優勝(昨年も含めると5戦連続)、そして『第32回 ジャパンオープン』を初制覇と、他のプロを置き去りにする5勝を挙げており、現在もランキングトップを独走している。大井の連覇なるか。8月末時点でのJPBA男子ランキングはコチラ。
羅立文
それぞれ東西の注目選手を挙げるとすれば、東日本からは羅、西日本からは吉岡正登を挙げたい。羅は今季の8月までに準優勝3回、3位タイ3回と、安定した成績を残しているが、裏を返せばあと一歩のところで勝利を逃している結果とも言えた。しかし、準決勝で大井を撃破したグランプリ第5戦では、羅と同じく今季グランプリ初優勝に燃えていた土方を破り念願の今季初タイトルを手にした。羅が今後のタイトルレースをさらに盛り上げてくれることだろう。
吉岡正登
西日本の注目選手として挙げた吉岡は、今季2勝(関西オープン・西日本グランプリ第2戦)を挙げている。そして『テンボール世界選手権』では3位入賞を果たし、直後に行われたグランプリ第4戦では高知のテレビ局から取材を受けるなど、人気・実力が今年に入って急上昇中だ。ランキングも昨年は24位でシーズンを終えたが、今年は開幕から徐々に順位を上げていき、ついに7月末から現在にかけてはトップ4常連の羅、栗林達、土方を追い抜き2位にランクインしている。今後も吉岡の戦いは要注目だ。
今季プロ入り初優勝を果たした小川にも目が離せない
ベテラン・川端のダイナマイトレフティーは今大会も見所の1つだ
彼ら以外にも『全日本14-1オープン選手権大会』を制した川端聡や、プロ入り後、初の公式戦優勝(全日本オープンローテーション選手権大会)や、ジャパンオープンで初の決勝会場進出ながら、ひたむきなプレーで会場を味方に付け、準優勝と大健闘を見せた小川徳郎など、まだまだ注目すべき選手は多い。ぜひお時間に余裕のある方は会場にて、東西トッププロ達の戦いを見届けて頂きたい。
写真提供:On the hill!