チャイナオープンステージ2進行中!
昨日5日(木)より始まった『チャイナオープン』のステージ2。JPBAからは大井直幸、羅立文(台湾代表)、河原千尋、平口結貴の4名が出場している。各選手の途中経過をお伝えしたい。
大井直幸
男子は各組勝者側、敗者側2名ずつ×8グループの計32名が決勝トーナメントへと進むことができる。まず大井はグループDに入り、1回戦で南アフリカのJason Theronに9-2で、勝者2回戦で中国の?肖淮をヒルヒル(9-8)で破り、同グループにいる中国の強豪、党金虎と共に決勝トーナメントへと進出した。
羅立文
続いて羅はグループGにて1回戦で’11年のチャイナオープン覇者、クリス・メリング(イギリス)と対戦し6-9で敗れ、敗者側1回戦へと回った。敗者側の対戦相手は薛珍麒(中国)に決定している。同グループの有力選手はメリングの他に、張榮麟(台湾)が勝ち残っている。
河原千尋
女子は各組勝者側・敗者側1名ずつ×8グループの計16名が決勝トーナメントへの狭き門をくぐることができる。まず河原はグループD勝者2回戦からのスタートとなり、昨年の『第51回 全日本選手権』で3位タイ入賞を果たした韓国の朴恩智と対戦。結果は5-7で惜敗し、敗者側2回戦へと回る結果になった。敗者側の相手はベラルーシのYana Shut。朴恩智はイギリスのケリー・フィッシャーと対戦することが決定している。
平口結貴
続いて平口はグループFでの戦いとなり、1回戦で???(台湾)をヒルヒル(7-6)で、勝者側2回戦で今年の『第32回 ジャパンオープン』準優勝のルビレン・アミット(フィリピン)を7-5で破り、勝者最終へと駒を進めた。決勝トーナメントへの進出を懸けた対戦相手は潘?天(中国)となっている。
WPAランキング1位:ヨシュア・フィラー(写真は’18年のナインボール世界選手権)
その他、海外の有力選手の結果として、ヨシュア・フィラー(ドイツ)、マーク・ビスタボシュ(オランダ)、?珈慶(中国)、ヨハン・チュア(フィリピン)が同居している、死の組とも言えるグループAはフィラーとチュアが決勝トーナメントへの切符を手にした。
昨年優勝:柯秉逸(写真は’18年の全日本選手権)
現テンボール世界チャンピオン:柯秉中(写真は今年のテンボール世界選手権)
昨年優勝の柯秉逸(台湾)はレイモンド・ファロン(フィリピン)と決勝トーナメントへの進出権を懸けて激突する。また、今年のテンボール世界チャンピオンとなった柯秉中(台湾)は順当に勝者側を勝ち上がり、同組のアロイシウス・ヤップ(シンガポール)と共に決勝トーナメントへと進んだ。
WPAランキング1位:韓雨(写真は’18年の全日本選手権大会)
昨年優勝:付小芳(写真は’18年のチャイナオープン)
女子はグループAのWPAランキング1位、韓雨(中国)、グループEの陳思明(中国)、グループHの’10年テンボール世界チャンピオン、ジャスミン・オーシャン(オーストリア)、昨年優勝の付小芳(中国)など、女子も優勝候補と言われる選手達は安定した戦いを見せて勝ち上がっており、非常に目が離せない。
さらに過酷な戦いへと突入するチャイナオープン。戦いの模様はライブ配信やライブスコア等で確認することができるので、ぜひチェックして頂きたい。
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写真提供:WPA/Billards Days