スリークッション優勝はベトナムのTRAN Quyet Chien
スリークッションアジア選手権大会表彰式の様子
キャロム界でアジアNo.1の座を懸けた『The 10th Asian Championship(第10回アジア選手権大会)』がベトナム・ホーチミンにて開催された。これはアジアキャロムビリヤード連盟が公認する国際大会で、各国の代表選手がワンクッション(バンドゲーム)とスリークッションの2種目で競い合う。
会場となったベトナム・ホーチミン
23~24日(火~水)にワンクッション、24~27日(水~土)にスリークッションが執り行われる予定だったが、予定を押して終了したため結果をお届けする。日本代表からは、ワンクッションに界敦康、森雄介、町田正、森陽一郎の4名、スリークッションに界敦康、森雄介、新井達雄、梅田竜二、小林英明、竹島欧の6名が選出されていた。
会場、外の様子
ワンクッションは、日本人選手が表彰台に上がることは叶わずMa Minh Cam(ベトナム)がSeo Huyn Min(韓国)を100-51で下して優勝を果たした。
スリークッションの予選グループリーグと決勝トーナメント結果
スリークッションでは、予選リーグを突破したのがベトナム代表と韓国代表のみとなる悔しい結果に終わった。決勝トーナメントに進出した選手は、2018年大会優勝のCho Jae Ho(韓国)や同じく昨年ワンクッション優勝者のNgo Dinh Nai(ベトナム)などの強豪揃い。
表彰台左から、準優勝・CHO Myung Woo(韓国)、優勝・TRAN Quyet Chien(ベトナム)、
3位タイ・KANG Dong Koong(韓国)、DO Nguyen Trung Hau(ベトナム)
結果はベトナムのTRAN Quyet Chienと韓国のCHO Myung WooのファイナルをTRAN Quyet Chienが制し、昨年韓国勢に表彰台を独占された雪辱を果たすかたちで開催国ベトナムに優勝トロフィーをもたらした。
優勝国・ベトナムの国旗が掲げられる
※写真提供:界敦康