大井・栗林はともに2回戦進出!
4月12日(金)から始まった『WPAプレイヤーズチャンピオンシップ』はすでにステージ1が終了し、16日(火)からステージ2が行われている。会場はアメリカ・ラスベガスにある『グリフス バー&ビリヤード』。日本からはAPBU(アジア)シードとして大井直幸と栗林達が参戦している。フォーマットは7ラック先取、シングルイリミネーション、交互ブレイク。
栗林はカザキスを破って2回戦進出
先ず、日本時間17日の午前4時に栗林が勝者1回戦を行った。相手はWPAランキング2位のアレクサンダー・カザキス(ギリシャ)。いきなり世界のトップクラスとの対戦となったが、栗林が7-2で見事に下克上を果たした。栗林の2回戦は18日午前4時より、相手はショーン・ウィルキィ(アメリカ)となっている。
大井はゴーストへのリベンジに成功し、2回戦進出
続いて大井は日本時間17日午前10時より、フェダー・ゴースト(ロシア)と対戦した。この大会は7ラック先取(準決勝・決勝は9ラック先取)ではあるが、ヒルヒルになった場合は2点差を付けなければ勝利とならない。そして、9-9(準決勝・決勝は11-11)になると再バンキングを行い、1ラック勝負となる。大井とゴーストは両者とも一歩も譲らず9-9になり、1ラック勝負の末、大井が10-9で勝利した。
ゴーストと言えば、3月29~31日(金~日)に行われた『ワールドプールマスターズ2019』で、大井が初戦で戦った相手だ。その時はゴーストが7-2で勝利し、大井は苦汁を飲まされた。1ヶ月足らずでの再戦となり、今回はリベンジを果たした。大井の2回戦は日本時間18日午前10時より、相手はジェームス・アラナス(フィリピン)となっている。
呉坤霖(2017年ナインボール世界選手権より)
各国の強豪選手が多数出場しているプレイヤーズCS。2回戦の対戦カードも続々と決定している。ジェイソン・ショウ(スコットランド)vsジェフリー・デルーナ(フィリピン)、呉坤霖(台湾)vsミカ・イモネン
(フィンランド)、カルロ・ビアド(フィリピン)vsスカイラー・ウッドワード(アメリカ)など、ワールドクラス同士のカードがあり、激戦必至となっている。
カルロ・ビアド(2018年ナインボール世界選手権より)
負けたら終わりのシングルトーナメントを勝ち上がるのは誰になるのだろうか。大井・栗林の戦いが最終日まで続くことを祈るばかりだ。トーナメント表はコチラから。
写真提供:WPA