』(東京・池袋)で『第19回全日本学校対抗ナインボール選手権』が開催され、優勝は宮崎大学(佐々木優衣選手・橋本雄一朗選手)が6大会ぶり3度目の優勝を果たした。
全日本学校対抗ナインボール選手権は、同じ学校に所属する学生2名1組で行われる学校日本一を決めるトーナメントだ。公益社団法人日本ビリヤード協会(NBA)の主催で2001年に始まり、今回で第19回を迎えた。今年は7大学12チームが出場、6チーム × 2組でグループラウンドを行い、各組上位2チーム(計4チーム)が決勝トーナメントに進出する。フォーマットはナインボールの4ラック先取マッチ × 2本。
左から3位タイ:東京理科大(三ツ石健太・小笠原一真)、準優勝:東京大学(西野竣介・川畑就)
優勝:宮崎大学(佐々木優衣・橋本雄一朗)、3位タイ:徳島大学(嶋田宏輝・坂東康平)
宮崎大学は、予選1組を3勝1敗1分で1位通過。4校での決勝トーナメントは、準決勝・徳島大学を、決勝は優勝歴のある東京大学をともにストレートで下して『学校対抗ナインボール選手権旗』を手にした。
2013年に宮崎大学が優勝して以来、慶應義塾大学(3回)や東京大学、早稲田大学(2回)など、近年は関東の大学に優勝が集中していたが、撞球部のある宮崎大学がその力を見せつけるかたちで閉幕した。今大会は関東のみならず宮崎大学のような地方の大学からの参戦も多く、これをきっかけに
ビリヤード競技の更なる発展に期待したい。