』で開催された。『Alvis』のオーナーである関浩一氏は著書「ビリヤード・ドリル」の出版やキッズビリヤードプロジェクト、チャリティ・トーナメントの開催など、さまざまなビリヤードの普及活動で知られる人物だ。
今大会で第2回を迎えた『4 Seasons Festival』は、23名が参加。参加資格は前回のSL4以下からSL3以下限定となったため(JPAに加盟していなくても出場可能)、ビギナーやCクラスはもちろん、試合未経験者も気軽に参加しやすい内容となった。
フォーマットは「ファストナインボール × JPAルール」の『4 Seasons Festival』オリジナルルール。「ファストナインボール」とは、ローボール3球まではどの球を狙っても良いルールで、①〜⑧は1点、⑨が2点の11点先取・交互ブレイクで行われた。
予選は4グループに分かれリーグ戦、成績上位2名が決勝トーナメントに出場。予選に敗退してもミニトーナメントに出場できる。また、今回から出場者全員に名札を付け、他店のビリヤードプレイヤーとの交流を深めることにも活躍した。
優勝・阿部選手(左)、『Alvis』オーナー・関浩一氏
決勝トーナメントはSL1の阿部選手が見事優勝し、主催の関氏が掲げる『4 Seasons Festival』の目的である「初心者層のプレイヤーにビリヤードを楽しんでもらう」ことを実現するかたちで幕を閉じた。
決勝トーナメント優勝・準優勝者、ミニトーナメント優勝者には『NEW ART』の商品券が贈られ、敢闘賞として選ばれた5名の選手には「CUE'S定期購読権」が贈られた。尚、今回の『4 Seasons Festival』参加費の一部はビリヤードパラスポーツ化推進団体『Accessibility Billiards Club』に寄付するとのことだ。年4回開催を予定している『4 Seasons Festival』、まだビリヤードを始めたばかりの方、試合経験のない方は一度参加してみてはいかがだろうか。