『第51回全日本選手権』も残すところ明日までの2日間となった。土曜日の今日は昨日に続いてギャラリーも多く、また台覧試合の実現ということもあり、会場は例年以上によい雰囲気に包まれて、戦う日本人選手への声援も大きくなっていると感じる。
大井直幸はトウ・リャンハン（シンガポール）を下してベスト16入り
今日は女子の敗者最終戦、および男子のベスト32、同じく女子のベスト32の回転が進行中。中でも先ほどの回転では、大井直幸がトウ・リャンハン（シンガポール）をヒルヒルの激闘の末に破ったのをはじめ、栗林達はジェフリー・デルーナを圧倒。さらに土方隼斗がL.V.コルテザに競り勝って、日本の若きエース格たちが揃って最終日へと駒を進めた。
栗林達はフィリピンのジェフリー・デルーナを寄せ付けない戦いでベスト16へ
女子の部でも河原千尋を筆頭に勝者側からシングル32入りを決めて、例年以上に多く訪れた海外勢との対決に臨んでいる。栗林美幸、平口結貴らが敗者側にまわったのは誤算だったが、彼女らにしても国内最終戦となる本大会で頂点を目指す意気込みに微塵も揺るぎはない様子。
また昨日から日勝亭のブースが出てにぎわっているが、例年通り株式会社三木のブースも同じく2階に出ている。さらに今年の新しい試みとして、1階ロビーでも『エンヴィジョン（カムイタップ）』、『早川工房』、『ハオキュー・OWL』のブースも設けられて、展示即売会が行われている。各専属プロスタッフが座っていたりするので、貴重なコミュニケーションを取ることも可能だ。
