見て楽しむ、撞いて楽しむにっぽんのカスタム
10月20日〜21日(土・日)、カスタムキューの展示即売会が開催される。
会場は埼玉県「
自遊空間アクティブ西浦和」。展示即売されるのは日本のカスタムメーカーである ILC と 9Hearts のキューだ。
ILCは、Luckyこと菱沼巌氏が新潟県新潟市に拠点を構えるカスタムキューメーカーだ。ILC、すなわち「I Love Cues」というブランド名からは菱沼氏のキューへの実直な愛情が伝わってくる。「繊細なインレイワークと作り込まれたデザインで日本人としてキュー作りを追求している」菱沼氏。その感性と技術でこだわり抜かれたILCのキューは繊細でたおやかなつくりが印象的だ。見た目だけでなく性能面でも妥協はない。シャフトは一から手作りで、キュー全体で打感までデザインする。ILCを手に
張榮麟(台湾)や
ロドニー・モリス(アメリカ)など世界のプレイヤー達が国際タイトルで表彰台の頂上に立った。
菱沼氏
9Heartsは、菱沼氏の義理の息子である浩之氏が主となって製作しているカスタムキューブランドだ。ILCと同じ工場でキューを製作していて、言わばセカンドラインとして誕生した。ILCは「とにかく良いものを作りたい」という気持ちで作られた一本物で有るのに対し、9Heartsは「良いものを広めたい」という考えで、フロントワークなどを外注したりすることでILCに比べ低価格でキューを提供している。
9Hearts。ILCらしさの中にしっかりとしたオリジナリティが見える
そんな2ブランドの単体での展示即売会は今回が初めての試みだ。埼玉にお店を構えるカスタムキューショップ、「
IRIS」の提案で企画が実現した。当日はILC、9Hearts合わせて50本以上が並ぶ予定だ。
非常に繊細で細やかなインレイのILC
展示即売会では、美しいインレイワークを誇る菱沼氏のもと、インレイ埋め込み体験ができたり、9Heartsの試し撞きや、またILCシャフトを自分のキューに付けて試し撞きできたりと充実したイベントとなりそうだ。ILCと9Heartsはノーマルシャフトだが、「ひねって撞いて見越しを少なくし、さらにスピンがのる、...こんなノーマルシャフトは今までにはなかったものと思います。球を撞いた時の音、感覚も良いとご好評頂いております」とのことでハイテクを使っている人にとっても違和感の少ないものだということ。ぜひ来週末は、ILCと9Heartsの美しいキューを見て、試してみてはいかがだろうか。
【開催日程】
10月20日(土)12:00〜17:00
10月21日(日)10:00〜19:00
【イベント入場料】
500円税込(ワンドリンクチケット付)
店舗通常利用の方と21日開催のPABCトーナメント参加者は無料
【イベント内容】
50本以上のILC&9Heartsの展示即売会
20日にイベント内の商品をご購入頂いた方に限り、21日同店開催のPABCトーナメント参加招待チケットプレゼント
キューに関する何でも相談及びカスタムオーダー受注会
20日にオーダーされた方に限り、21日同店開催のPABCトーナメント参加招待チケットプレゼント
キューの製造体験会
インレイ埋め込み体験会を開催
プレイスペース(9Hearts 試打体験)
9Heartsを実体験!!
21日は、15時頃より開始予定
マイキュー試打体験
ILCシャフトのお試し体験(3/8‐10山、3/8‐11山、14山、18山、ラジアル)
マイキューにILCシャフトを装着、性能の違いをその場で実体験!!
ILC、9Heartsホームページ