ステージ1は9月2日〜4日に開催
昨年5位タイの河原千尋
中国・上海を舞台に、世界の強豪プレイヤーが大挙参戦して戦われる『チャイナオープン 2018』。今年もWPAランキング対象の公式戦として9月2日〜9月9日の日程で開催される。男女共催で共に種目はナインボールとなっており、日本からも毎年数多くのJPBA勢が出場する。
大会はまず、9月6日〜9日までの本戦・ステージ2への出場権をかけた予選である、9月2日からのステージ1でスタート。予選とは言え、毎年このステージ1では、シードに入らなかったワールドクラスのプレイヤーから、地元中国の未だ知られぬ強豪までが犇めく厳しい戦いが繰り広げられている。
ステージ2から優勝を狙う大井直幸
そんな中で日本からは、
大井直幸、
栗林達、
河原千尋、
平口結貴の4名がステージ2からの出場で、昨年大会で17位タイ(ベスト32)の成績を残した
土方隼斗ら10名のJPBA勢と2名のアマチュア選手がステージ1からの勝ち上がりをかけた戦いに挑む(ステージ1エントリー選手は以下)。
男子:
飯間智也、
北谷英貴、
土方隼斗、
正﨑洋行、
高野智央、藤村善行、中村信一
女子:
曽根恭子、高田奈実、
宮坂未香、
小西さみあ、
夕川景子
今年はステージ2から参加する平口結貴。
ステージ1は男女共に上海市内のビリヤード場で行われる。男子は9ラック先取、女子は7ラック先取のシングル・イリミネーショントーナメントが3日間で3回開催され、それぞれ8名ずつがステージ2に進出できるフォーマットだ。昨年はJPBA勢は男子では
大井直幸がステージ1を突破しベスト32まで残った。女子では
曽根恭子がステージ1を突破するもステージ2の敗者2回戦で敗れてしまった。今年はぜひ、JPBA勢全員がステージ1ならびにステージ2を突破し、世界のトップクラスとの戦いをくぐり抜け、本戦進出を果たしてもらいたいものだ。
今回初出場の飯間智也
'09年にスタートして、今年は記念すべき10回目の開催となり今や世界のビッグトーナメントとして定着しているチャイナオープン。今年も昨年同様賞金額は男女合わせて373,600米ドルで海外の大会の中でもトップクラスで、いかに注目度の高い大会かというのが賞金額からも見て取れる。JPBA勢のこれまでの最高成績は、'09年と'12年に
赤狩山幸男が残した3位タイ。世界を相手に戦いを挑むJPBA勢、初優勝を目指す日本人選手16名の健闘を期待したい。