第11回ビリヤード検定まであと10日に迫りました。ビリヤード検定は『公益社団法人日本ビリヤード協会』(NBA)公認で日本で唯一のビリヤードの実技検定です。全国各地の開催登録ビリヤード場で受検することができ、S1級〜C3級までの12段階別のグレード認定を受けることができます。
夏のビリヤード検定は8月25日(土)〜9月2日(日)の期間で開催します。検定を受検される方は練習に励んでいる頃でしょうか。練習のお供に、前回の第10回検定で実際に出題された課題を4種の課題から4つずつご紹介します。受検者の成功率が低かった課題を中心となっているので、「練習はめんどくさいな」という方もちょっとした腕試しに、ひまつぶしにトライしてみてください。
C級課題
C級課題は全12問の中から後半の4つです。C級全課題の中で最も成功率が低かったのは課題12でした。
B級課題
課題3のようにレール際の手球とサイドポケットのコンボを嫌う人は多いのではないでしょうか。ネクストを考えても土手際に出してしまう、というのはC級B級あるあるですよね......。出しの練習も大事だけれどそんな時に上手くリカバリーに持って行けるかどうかも大事ですね。
A級課題
課題8の引き球は、易しそうに見えますが成功率は2割弱。比較的ロングのドローのポジショニングの難しさが表れる結果となりました。上達を目指すなら思い通りのドローも必要不可欠です。
S級課題
最後はS級課題です。課題11は普段の練習にもなりそうな取り切りです。最も成功率が低かったのは課題8でした。パワーとヒネリの精度が正面から問われます。
いかがでしたか? 「これ、怪しいな」「全然成功しないな」というものが何かしらあったかと思います。「簡単すぎて話にならない」「どれも何回やったって外す気しない」という方がいたとしたら、プロを凌駕できるレベルだと思うので今すぐ公式戦にエントリーしましょう。得意なポイント、苦手なポイントを把握してぜひ上達にお役立て下さい。
他の課題が気になるという方は、第10回課題配置はこちらからご覧いただけます。