World Cup of Pool 2018
中国・上海で開催されている『World Cup of Pool 2018』。5日目を迎え、現在第2ラウンドが行われている大会は、昨日夜の部で準々決勝へ進むチームが揃った。
昨日行われた試合はこちら。
【5月18日(金)13:30〜】(日本時間14:30)
ドイツ vs 中国B
イギリス vs フィリピン
台湾 vs ギリシャ
【5月18日(金)19:00〜】(日本時間20:00)
フィンランド vs アメリカ
スペイン vs スウェーデン
オーストラリア vs 中国A
一昨日17日(木)の昼の部では、日本の初戦が行われた。対するスウェーデンと競り合いながら進んだ試合で、日本は惜しくも5-7で負け初戦敗退に帰した。スウェーデンが勝利したことで、第2ラウンドに進んだ16カ国の内、10カ国をヨーロッパ勢が占め、ユーロツアー圏のレベルの高さを見せた結果となった。
第2ラウンドのスペイン戦に自信をのぞかせるスウェーデン
試合後のインタビューで悔しさを見せた大井直幸と栗林達
同じく昼の部にはフィンランド vs マレーシア、ロシア vs オーストラリアの試合も行われた。ミカ・イモネン率いるフィンランド、そしてオーストラリアがそれぞれ第2ラウンド進出を決めた。オーストラリアはこれが『World Cup of Pool』での初白星となった。
フィンランドのペトリ・マッコネンとミカ・イモネン
同日夜には第1ラウンドの最終戦、中国A vs エストニアが行われた。劉海濤と呉珈慶のトップペアの中国とエストニアのDennis Grabe とMark Magiの試合はエストニアが始終リードする形で進んだ。エストニアが1ラックリードの6-5で迎えた第11ラック、後がない中国は今日一番の3−9コンビを決めてヒルヒルに。最後は地元の応援を受けた中国Aチームが第2ラウンドへと駒を進めた。
ヒルヒルを制し安堵の表情も見える中国Aチーム
オーストリア vs ポーランドで始まった第2ラウンドは、ポーランドが3-1、5-2と優位に立つゲーム展開となったが、チャンスを逃さずに冷静にプレーした前回優勝のオーストリアペアが7-6で準々決勝へと一番乗りした。
着実に2連覇へと駒を進めるオーストリアのマリオ・ヒーとアルビン・オーシャン
昨晩の締めくくりはオランダ vs スコットランド戦。ニールス・フェイエンとマーク・ビステルボスのオランダペアが、ジェイソン・ショウ率いるポーランドを7−2で沈めたことで、19日(土)にはオーストリアとオランダの対戦が決定した。
「ブレイクも上手くいったし良かったけれどけれどもっと良いプレーができる」と次の試合への課題を残したオランダ
WORLD CUP of POOL 2018
写真提供:Matchroom Sport / On the hill!