ゴールデンウィーク前半の4月28日・29日(土・日)に千葉県市川市『ニッケコルトンプラザ内コルトンホール』において『コルトン文化祭』の催しとして毎年恒例のビリヤードイベントが開催された。9フィートのポケットテーブルが2台とミニテーブル2台が設置され、家族連れを中心にビリヤード体験を楽しんでいた。
プロやスタッフ達の手ほどきを受けて初めてビリヤードに触れる子供達は誰もが一瞬でそのボールの動きやポケットの音に魅入られ、その面白さを体感していた。中には子供に連れられた両親も一緒になって熱中する様子も見られた。
子供達のためにテーブル周辺には踏み台が用意され、安全のために常にテーブル周辺にスタッフが控えるなど、JPBA所属の平林英里子プロが中心となって長年にわたって企画・運営されてきただけに、イベントとしての成熟度も高い。プレイヤー向けにチャレンジマッチイベントやビリヤード用品のお試しコーナーを設け、さらにイベント内では平林プロと坂本晃一プロによるトリックショットショーも開催し、誰もがビリヤードを楽しめる機会となっていたようだ。
また、今年は『スーパーキッズ発表会』という新たなもスタートした。これは、小学校3年生〜6年生の4名がこの日のためにトリックショットを練習し、それを観客の前で披露するというものだ。失敗・成功、それぞれあったが、この日のために練習し、その成果を発表する機会は子供達にとって非常に貴重な経験となったようだ。
発表会ではキッズプレイヤーがトリックショットを披露
2日間渡るイベントの最後には、抽選会も開催された。ビリヤードポスターやキッズキュー、さらにはミニテーブルなどが景品となり、来場者達を最後まで楽しませる催しとなっていた。
今年も人が行き交う商業施設の中でビリヤードの魅力を存分に伝える素晴らしいイベントではないだろうか。ゴールデンウィーク前半のビリヤード体験は、子供達の感動を与え、家族の思い出の1つとなる機会となっただろう。