ステージ2に出場した河原千尋(左)と小西さみあ(右)
、林沅君らと同じグループの河原は全勝し1位通過した。小西も通過したが、次の決勝トーナメントベスト24で台湾の柳信美に惜しくも7-6で敗れ敗退した。1位通過の河原は、シードとしてベスト16戦から出場するも陳思明に7-3で敗れ9位タイに終わった。
グループリーグ戦での陳思明は、謝喻雯に7-1、郭思廷に7-4で敗れ3位通過。しかし決勝トーナメント初戦で謝喻雯にリベンジを果たすと、鉄壁の守りと抜群のシュート力で決勝まで昇りつめた。決勝では地元台湾出身の陳禾耘と対戦すると、巧みなセーフティで陳禾耘には1度も連続でラックを取らせずに11-4で抑えて大会連覇を果たした。
を除きベスト8は全員台湾と中国勢で占められる結果となった。女子ビリヤードの2大国の勢いは留まるところを知らず、そのテッペンに圧倒的な強さで陳思明が鎮座している、そんな構図がはっきりした今年のアムウェイだった。