が出場し5位タイとなり、インタビュー動画でも大きな話題を呼んだ『ワールドプールマスターズ』。招待された世界のトッププロ16名がナインボールを種目に戦うトップレベルのトーナメントが、昨年に引き続き、英領ジブラルタルの『ビクトリアスタジアム』を会場に、3月2日〜4日(金〜日)の日程で開催された。
今年は残念ながら日本からの出場はなかったが、世界の名だたるトップスターが集った大会は例年通りの盛り上がりを見せた。ヨシュア・フィラー(ドイツ)、ジェイソン・ショウ(イギリス)、さらには今大会を6度制している
(アメリカ)などなど、レジェンドクラスから絶賛売り出し中の若手までが揃う中、見事優勝を果たしたのは、昨年に肘の故障で手術をし、半年の間トーナメント活動を休んでいたオランダの
3度目の大会制覇を狙ったシェーン・バン・ボーニングが準優勝
8ラック先取、勝者ブレイクというスリリングなフォーマットの中、フェイエンは1回戦でラジ・フンダル(インド)を8-2で下すと、準々決勝では今大会で2010年に優勝しているフィリピンの
2人の戦いはフェイエンが第1ラックこそ取られたものの、そこから2連続マスワリを含む4連取で逆転。ボーニングに1ポイント返された後も、さらにマスワリを重ねて7-2と一気にリーチ。続く第10ラックで薄めの5番をミスして、そこからボーニングに2ポイント返されたものの、最終となった第12ラックで、ボーニングのブレイクノーインから1-9コンビを決めて、復帰戦を2013年以来5年振りとなるマスターズ2度目の制覇で飾った。
photo courtesy of JP Parmentiel/Matchroom Sports