世界の女子プレイヤーによるトップトーナメント『Amway eSpring International Women 9-Ball Championship』。その本戦であるステージ2進出をかけ3月4日(日)から3日間にわたって行われたステージ1が終了し、最終日の6日(火)に今年プロ入りを果たしたルーキー、小西さみあがステージ2進出を決めた。
明日からスタートするステージ2会場の『台北市体育館』
ナインボール、7ラック先取のシングル・イリミネーションで、3日間で8つのトーナメントが行われたが、初日はリム・ユンミ、パク・ユンジの韓国勢、2日目は林沅君、陳禾耘の台湾勢が強さを見せて通過。日本勢は最終日の戦いに全てをかけて臨んだ。
計4つのトーナメントが行われ4名がステージ2に進める2日目。好調なプレーで勝てばステージ2の決定戦に進んだのは、栗林、久保田、小西の3名。このうち栗林は惜しくもここで敗れたが、久保田と小西は日本勢対決となり、この試合を制した小西が自身初となる本戦進出を決めた。
久保田は小西に敗れ惜しくも3年振りの本戦出場を逃した
8日〜11日(木〜日)までの日程で行われるステージ2は、40名を5名×8組に分けた7ラック先取の総当たりリーグによって各組3名、24名が決勝トーナメントに進み、ここからベスト24から準々決勝までが7ラック先取、準決勝が9ラック先取、決勝11ラック先取のシングル・イリミネーションで優勝を争うフォーマット。
日本勢唯一のステージ2シードの河原は、中国の韓雨、ロシアのナタリア・セロスタン、アメリカのエイプリル・ラーソンにステージ1勝者の林沅君を加えた5名のグループD、小西は昨年大会準優勝の潘暁婷(中国)、陳佳樺(台湾)といった強敵達と同組のグループHとなった。決勝トーナメント進出に向けた明日からの2人の戦いに注目だ。