アメリカンレジェンド考案のド定番トレーニングボール
2025.03.11
Jim Rempe Training Cue Ballで徹底的に撞点チェック

スキルアップのためのビリヤードアイテムには、ストロークを矯正するものから、狙いや厚みを覚えるもの、さらには本当に様々なものがありますが、その中で最もバリエーションが豊富と言って良いのが、上の写真のような、色々な機能を持ったトレーニングボール。
その中で1990年代から現在まで、数多くのプレイヤーのスキルアップを助け続けているのが、アメリカンプールのレジェンドの1人である、「キング・ジム」ことジム・レンピ考案の『Jim Rempe Training Cue Ball』(ジム・レンピトレーニングボール)。

プールの本場アメリカで1970年代〜90年代に活躍したレンピは、1977年には全日本選手権でも優勝している
この手球の基本的で最も重要な機能は、自分がショットした際の実際の撞点はどこであったかをチョークの跡を見ることで確認できるという極めてシンプルなもの。

写真のような2種類のラインは、右が初級者向けで、左がより細かな撞点が確認できる中・上級者向け。この手球を使うことによって、自分の撞点を確認できるだけでなく、上や下や左右のどこまでを撞けるのかを知ったり、どこを撞けば手球がどう動くかがわかったりと、正確なショットを身につけるための重要なポイントを学ぶことができる。
ビリヤード場に常備されていることも多いこのアイテムは、一度は本腰を入れて練習に採り入れても損のないスキルアップのためのド定番アイテムの1つと言えるだろう。