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ビリヤードの「ワクワク」を提供していきたい!

2024.07.21

『JAPAN ビリヤードフェア』は7月27日、28日(土・日)

東京、神奈川の2ヵ所の実店舗とオンラインショップを通じて幅広いビリヤードアイテムを販売する『キューショップジャパン』を運営する『株式会社ジャストドゥイット』が初めて開催する日本製品を中心とした最新のビリヤードアイテムを展示・販売する『JAPAN BILLIARDS FAIR 2024』(JAPANビリヤードフェア)。(オフィシャルサイトはこちら)。

昨日に引き続きお届けするジャストドゥイット代表の谷崎文保氏のインタビュー。今回は、イベント企画だけには収まらないJBFの見所、さらにイベントに込められたビリヤードへの想いについて語っていただいた。

●ビリヤードの「ワクワク」を提供していきたい!

――今回のイベントでは、販売企画と買取企画の両方があるんですね。出展社は新しい商品も含めて多数参加されるとのことですが、ブース出店はどのように決まったのですか?
谷: はい。メーカーさんから「出展したい」という連絡をいただいた方々については、ほぼ漏れなく出展していただいています。中には、商品不足で出展を見送ったメーカーさんもいらっしゃいました。

――初めて出展されるメーカーさんもいらっしゃるんですね。例えばフェルトのアクセサリーなど、ユニークな商品も楽しみです。
谷: はい、私も楽しみにしています。発信をさせてもらったからこそ頂けたチャンスなのかなと思います。やはりビリヤードも、大人だけじゃなく若い人にとってオシャレなものだというイメージになってほしいですし、もっと身近に感じられるような切り口は大切だと思っています。

Instagram『きぃクラフト』より

――会場は、ロサとプールラボの2ヵ所ですね。ロサもプールラボもイベントができるスペースがあり、キューショップジャパンの実店舗がありますね。
谷: はい。プレミア7も最初は実店舗からスタートしましたし、第1回目から特設会場での開催はハードルが高いので、今回はロサとプールラボを選びました。今後は年に2回、最低でも1回は開催することを目標としています。

――そして今後はビリヤード事業に全力を注がれるとのことですね。
谷: はい。これまでビリヤードは、様々な事業を行っている中の一部でしたが、私の中で「やはりビリヤードなんだ」という想いは強くなり、自分の年齢を考えても、ここでビリヤードを盛り上げることに全精力を注がないと後悔すると思ったんです。だから今後はこれまで以上に力を入れて頑張りたいと思っていいます。

――今回のJBFは、その第一歩でもあるんですね。
谷: 第1回で認知度は低いですが、まずはこのイベントを通じてお客様とメーカーさんを直接繋ぎ、メーカーさんにはより良い商品を作るきっかけにしてもらいたいというのがコンセプトの一つ。ベースにあるのは、「今日はビリヤードのイベントだ!」とファンが集まって、メーカーさんに直接話を聞けるという今までにない取り組みも含めて「ワクワク」してほしい、ビリヤードのワクワクをアイテムというジャンルで提供して、盛り上げていきたいと思っています。そして将来的には、ビリヤードを通じて社会貢献ができるような仕掛けも含めて、ビリヤードの地位向上にも繋げていきたいですね。

――そしてぜひコアなファンだけでなく、初心者も楽しめるようなイベントにしたいですね。
谷: はい。実は当初、高額商品も多数並びますし、安全性なども考慮に入れて入場料を1,000円に設定していましたが、最終的にはそれじゃワクワクしないなという理由で無料にしました。私も皆さんと同様、ビリヤードの魅力に取り憑かれた1人ですから、ビリヤードの素晴らしさを1人でも多くの人に伝えたいと思っています。ビリヤードの魅力は、ご存知の通り競技とレジャーの両方にありますが、今回のイベントはそれに付随する、なくてはならないビリヤード用品の魅力を伝えて、みんなにワクワクしてもらいたいという思いが込められています。

――それでは最後にビリヤードファンの皆様にメッセージをお願いします。
谷: 初めての取り組みなので、おそらく至らない点もあると思います。ですが「次はぜひこうしてほしい!」という皆様からのご意見は、私達がしっかりと吸い上げて、JBFを必ず進化、変化させていきます。お客様と一緒にワクワク楽しみながらこのイベントを育てていきたいと思っています。ぜひ足を運んでいただき、一緒にビリヤードを盛り上げていきましょう!

――本日はありがとうございました!
谷:こちらこそ ありがとうございました。

●JAPANビリヤードフェア【ブース出展社】

I LOVE CUES
プロプレイヤーとして、キューディーラーとしても長年カスタムキューに触れてきた菱沼巌氏が、その経験と本場アメリカのカスタムメーカーとの交流で得た知識と技術を活かして自らが製作する『ILC』は、こだわりの詰まったジャパニーズカスタム。今回はその中でも厳選された銘木とシャフト材を使用した、なかなかお目にかかれない『撞楽』シリーズの最新作が出品される予定。

9hearts
『ILC』のセカンドラインとして、菱沼巌氏のもとでキューメイキングを学んだ、義理の息子でもあるHIRO&TAKAが製作するハイエンドキュー。9heartsオリジナルの長熟シャフト、Monster Jointとオリジナリティ溢れるデザインが融合した性能重視が特徴。今回はこの他、バージョンアップされたオリジナルのブレイク専用キュー『GP Breaker』もお披露目される。

NAVIGATOR JAPAN
100%Made in JAPANにこだわり、主力のタップの他にも、チョーク、グローブ、アクセサリーなど、様々なビリヤードアイテムが揃ったNAVIGATOR。現在は『BIK JAPAN株式会社』https://www.bikjapan.com/のメインブランドとして、オールカーボン製のジャンプキュー&ブレイクキュー『OROCHI』シリーズをはじめアメリカンカスタムや国内製造のキューブランドまでを幅広く販売もしている。

HAKU CUSTOM CUES
キューの打感や重さ、バランスを作り出す性能デザインと、素材の選定から色彩計画、インレイなど外観デザインを担当する2人のクラフトマンによって製作されるジャパニーズカスタム。ゴージャスかつ精緻なデザインと、安定感、ストロークのしやすさ、振り抜きやすさが追求されたHAKUは国内での人気は高く、全てが手作業で行われるため年間製作本数が少なく稀少性も高い。

NISHIKI BRAND
優れた耐久性、プレースタイルや好みに合わせて選ぶことができる豊富なラインナップ、手に取りやすい価格など、全てがプレイヤー目線で製作されているNISHIKIタップをメインに展開するブランド。現在は、今やプレイヤーにとってマストアイテムになりつつあるグローブも加わっており、7月下旬には新たなデザインとサイズのラインナップが販売開始の予定となっている。

BP
ビリヤード場のオーナーとして、日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)プロとしてだけでなく、ビリヤードメーカーでも製品の開発・製造に従事し、20年以上に渡ってビリヤードに携わってきた別府賢治氏が今年1月に立ち上げたブランド。現在は「ショットの再現性を高める」というコンセプトで製作されたカーボンシャフト『SAIGEN』をメインアイテムとして展開中。

KAMUI
メインであるタップを中心にして、チョーク、グローブ、アクセサリーなど様々なアイテムを製作し、その高い品質と海外への積極的な販売戦略で今や世界的なブランドとなったKAMUI。6月には近年増加傾向にあるグレーのラシャに適した『ROKU Slate』チョーク、今月にはカーボンシャフトとも相性抜群は『KAMUI ATHLETE S』など、現在も続々と新たなアイテムを市場に送り出している。

きぃクラフト
主に専用のニードルを使って羊毛をフェルト状にしながら、様々な色や形の作品を作っていく「羊毛フェルト」。きぃクラフトは、その中でもビリヤードと猫をモチーフにした作品を制作する、今年誕生したブランド。今回の出展社の中では異色な存在ながら、カスタムメイドで、他ではなかなか目にすることできないレアなアイテムだ。

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