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戦いのフィールドを完全掌握する

2024.02.01

プールテーブルの基本スペック

現在国内のビリヤード場に最も多く設置され、海外を含めて数多くのトーナメントのスタンダードになっているのプールテーブルは、木枠も含めた外形の縦の長さが9フィート(274cm)の、いわゆる「9フィート台」です。まずはプレイヤーの戦場となるテーブルについて、覚えておきたい基本スペックと各部の名称を見ていきましょう。

●プールテーブルの基本スペック

①テーブルベッド

6本のクッションとポケットに囲まれたプールテーブルのプレーエリアは、「テーブルベッド」と呼ばれ、日本でも世界でもトーナメントに使用するサイズは、内径が50in×100in(127cm×254cm)と明確に規定されています。

②テーブルの高さ

プールテーブルの高さについては、ビリヤード場や国内、海外によって若干の違いがありますが、トーナメントに使用するテーブルについては、設置面からテーブルベッドまでとテーブルベッドからクッションの先端部分までの高さが規定されています。図は『公益社団法人日本ビリヤード協会』の既定ですが、世界プール協会(WPA)では、この数字が74.295㎝〜78.74㎝(29 .25in〜31in)と若干厳しく規定されています。ちなみにクッションの高さは、直径約5.7㎝のボールが飛び出さず、めり込まず、きれいに反射するように考慮されたものです。

③ポケットサイズ

プレーする際に大きく気になるポケットサイズですが、図のようにクッションの先端同士を結んだラインで計測されます。トーナメントに使用されるテーブルの場合、まず現在のWPAでは、コーナーが約ボール2個分の11.43㎝〜11.75㎝(4.5in〜4.625in)、サイドが12.7㎝〜13.0175㎝(5in〜5.125in)と規定されています。NBAのルールブックでは、コーナーが12.5cm〜135cm、サイドが135cm~145cmと規定されています。

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