バット
キューを2分割した時のジョイントから下半分の部分。先端部のジョイントから、ジョイントカラー、ハギや様々なデザインが現れているフォアアーム、糸や革が巻かれたグリップ、グリップ後端からバンパーまでのバットスリーブに大別される。メインの材料として、キューが求められる曲がり少ない安定した性質を持ちながら色合いや木目も美しい「銘木」が使用される。また、従来のハギや複数の木材を繋ぐ製法だけでなく、製品の安定性やプレーアビリティの向上を求め、複数枚のバット材を貼り合わせて加工する、中心部と外縁部で異なる木材を使用して加工するなど、'90年代以降はシャフト同様に様々な構造を持ったバットも製作されている。