これまでに開催した、ビリヤード検定の結果はこちら

「ポケットビリヤード検定」ダイジェスト映像

ここでは昨年、東京・大阪で開催された第1回「ポケットビリヤード検定」の様子をお届けいたします。より具体的に、雰囲気までを含めて、「ポケットビリヤード検定」がどのようなものなのかを紹介しています。当日の検定の模様の映像ダイジェストです。

 

Let's Challenge! 「ポケットビリヤード検定」2 級&7 級課題

実際に出題された課題がご覧いただけます。検定は課題1?課題10までの10課題を順番にそれぞれ5ショッ トずつ。1 回のショット成功につき 2 点となり、合計 50 ショットで 満点は100点。 70点以上が合格という基準で行いました。皆さんも是非チャレンジしてみてください!
2級チャレンジ当日の課題はこちら この10問が、BクラスとAクラスの境目を想定した2級の課題。Bクラスの方は自分へのチャレンジとして、またAクラスの方も自分の得意、不得意を確認し、さらにショット精度を上げるヒントを見付けるためにも、緊張感のあるシチュエーションの中で挑戦してみて下さい。ちなみに第1回の受験者4名の最高得点は68点。この課題、歯ごたえありです!
7級チャレンジ当日の課題はこちら この10問が、当日のイベントで参加者の皆さんに挑戦して頂いた7級課題です。ビギナーからCクラスの方は今の自分を知る上で、また、Bクラスの方も自分のショット力を再確認するためにも、ぜひ仲間とペアになって、真剣に課題に挑戦してみて下さい。満点を目指すのはなかなか大変ですよ。ちなみに11名の受験者の最高得点は96点でした!
チャレンジの際にお使いください。

チャレンジャー&アドバイザーの検定インプレッション!

ここでは、前回のイベントに参加して下さった15名のプレイヤーと、東京、大阪で試験官を務めていただいた有田秀彰プロ、杉原匡プロに伺った、ビリヤード検定に対する感想をまとめました。皆さんは「検定」という新しいビリヤードを現場で確かめどのように捉えたのでしょうか。

若林諒さん(7級)

東京都/C級/合格(84点)

今日の検定は良い緊張感でできたので、結構良かったです。ビリヤード検定そのものについては、全然今のままで良いと思います

松平憲さん(7級)

東京都/B級/合格(72点)

自分の良い所と悪い所が明確になって、そこが一番の成果だったと思います。私自身もそうなんですが、クラス分けが曖昧なことで自分のレベルがどれくらいなんだろうと悩んでいる人は多いと思うので、一つの基準として活用されていく事を期待しています

野本尚彦さん(7級)

東京都/ビギナー/合格(70点)

普通の練習より緊張感を持続して臨むことができたので、とても良かったと思います。ステップを踏んで乗り越えていく感じが、他の武道とかとも同じですが、競技へのモチベーションを高める上でもいいと思います。もっと他のクラスの検定を受けたいですね!

花篭純子さん(7級)

神奈川県/C級/合格ならず……

一応練習をしてきたんですが、本番の緊張感で、思ったように入りませんでした。でも薄い球が苦手とか自分の弱点がはっきりわかったので、参加して良かったと思います。検定はとても良い機会だと思いました。これからももっと頻繁にやって頂ければ嬉しいです

宮嶋和代さん(7級)

長野県/C級/合格ならず……

今日は自分の実力を確認したいと思って参加しました。なかなか難しかったですが、とっても楽しく受ける事ができました。定期的に検定があると、自分のその時の実力を確認することができますので、またこのような検定をどんどん開いて頂けたら嬉しいと思います

麻生七海さん(7級)

東京都/ビギナー/合格ならず……

試合とかとは全然違った緊張感で、本当にメンタルって大事だなと思いました(笑)。いつも試合に出ていても明確な基準がなくて、そこを細かく何級という形で分けられるならいいなと思うんですけど、課題のバリエーションがもっとあったら厳密にレベルがわかると思うので、その辺りを期待しています

三浦悠太さん(7級)

東京都/C級/合格ならず……

このように特定の配置だけを公式な形でやるというのは初めてで、とても良い勉強になりました。今回第1回ということでちょっと思ったのが、BとCの境目の級だったんですけど、もっと細分化してもっとたくさんの人が参加できるようにすると良いんじゃないかと思いました

鈴木博さん(2級)

東京都/B級/合格ならず……

練習ではできたことが、本番でできなかったのが残念でした。次にこういう機会があったら頑張りたいと思います。課題配球があって練習していくのはとても励みになるので、こういう機会があったら誰にとってもタメになると思います。あと、課題を通して上級者と話ができたことも良かったです

富永洋光さん(2級)

千葉県/SB級/合格ならず……

個人的にはとても楽しかったです。検定を受けて勉強になったこともたくさんありました。とてもいい検定試験だと思います。柔道や書道、剣道など段位を持っている人をすごいなと思うんですけど、ビリヤードに関しても段位を持っていたら「すごいな」と思われるような時代になってほしいと思います

片岡慎二さん(2級)

神奈川県/B級/合格ならず……

非常に緊張しました。一球一球がゲームで言えば⑨を入れるようなそんな気持ちでした。今後ビリヤードをやっていく人達に、こういう形でスキルがハッキリとする事が、よりフェアに楽しくビリヤードをプレーできる要素だということが理解してもらえれば、より活かせるものになると思います。期待してます

矢嶋健二さん(7級)

岐阜県/B級/合格(96点)

参加させて頂きありがとうございました。私は基本的に資格マニアなので、このような検定を待ち望んでいまして、本当に真っ先に参加しました。非常に緊張しましたが(笑)。本当の「ビリヤード検定」が実施される日がきたら、やはり真っ先に受けたいと思っています

松山守さん(7級)

兵庫県/C級/合格(88点)

今日はとても楽しかったです。右、左、真っ直ぐもそうなんですが、自分の弱点が素早く見付かるという点でとても参考になりました。検定については、これから発展していく事が良いことだと思いますし、全国のビリヤードファンの皆さんにもぜひ一度挑戦してもらいたいですね

福井和幸さん(7級)

兵庫県/C級/合格(94点)

こういう企画には賛同しておりまして、今後ともぜひ発展させて実施して頂きたいと思います。思ったよりやってみたら難しいモノでした。これからもしっかり練習していきたいと思います

長瀬英人輝くん(7級)

滋賀県/ビリヤード検定8級/合格ならず……

前半はちょっと力んだけど、後半巻き返せて良かったです。これからは、今日全然入れられなかった課題を入れられるように練習したいと思います

勢渡達郎さん(2級)

大阪府/B級/合格ならず……

万年B球の勢渡です。やっぱりB級でした(笑)。検定を受けてみて、緊張感の中で、同じ厚みの球を何球も撞くというのは、簡単そうに見えて、良い練習になると思いました。ぜひ皆さんも受けてみて下さい

杉原匡プロ
(大阪会場アドバイザー)

今日は7級と2級でしたが、かなり競技者よりの難易度だなと思いました。2級なんかはこれができたら段位かなというくらいだったかなと。ペアでやるのもありますし、見られているという意識もあるんだと思いますが、皆さんかなり緊張して硬くなっていたようで、基本的に置きにいくようなショットが多かったですね。でもその中での検定というのが意味のあることだと思いますので、その意味では良いものだと感じました。僕自身は緊張した中で検定を受けた方々を見る事で、レッスンに役立つかなと思いました。やっぱり現在のABCのクラス分けには限界があると思いますので、こういった形の検定が根付いていってより幅広く分けていけることがビリヤードにとっては良い事だと思いますし、ぜひ普及していってほしいと思います。

1982年4月23日生/JPBA39期生/大阪府出身・大阪府在住 
ポケット種目の全てに精通する若きマルチスペシャリスト。'05年のプロ入り後も着実に力を付け、翌年の西日本グランプリ第1戦で初勝利、以降実力派トーナメントプロとして活躍を続ける。温厚な性格と熱心な取り組みはプレイヤーとしてだけでなくレッスンでも支持を得ている。高井田ビリヤード専属、大阪14-1研究会所属。2012年の主な戦績は西日本グランプリ第1戦・準優勝、ORCオープン優勝。

有田秀彰プロ
(東京会場アドバイザー)

受験者の皆さんがそれぞれとても真剣に取り組まれていたので、僕も凄く嬉しく思っています。また、普段とは違うシチュエーションで、メンタル的にもなかなかリラックスできないで緊張したと思うんですが、そこもまた、ビリヤードの面白さの一つだと思います。試合とは違う自分との戦いというか、自分に打ち克つというこの検定は、ビリヤードの新しい形を提供できたのではないかなと思っています。実際の本格的な検定に向けては、まだまだこちらとしても改良していく部分があると思いますが、今回参加して頂いた方は皆楽しんで、今後の練習の課題も見付けられたと思います。来年早い内にも、またイベント開催をする予定ですので、今後とも「ポケットビリヤード検定」をよろしくお願い致します。

1975年9月21日生/JPBA40期生/鳥取県出身・東京都在住
トーナメントプロとレッスンプロの2つの顔を持ち、多忙な生活を送る人気プロ。全国数ヶ所のビリヤード場と提携し、『有田ビリヤードスクール』を主宰している。初心者向けスクール、経験者向けレッスンの講師を務める傍ら、日本車椅子ビリヤード協会(JWBA)の専任講師や児童館での定期講師も行っている(詳しくはhttp://www.aribilli.com/へ)。業務提携及びスポンサー契約企業は、(有)NEW ART、JPA、(株)三木、(株)エンヴィジョン