ガチプレイヤーも唸る超本格派
今回紹介するのは、ゲームモード&エンターテインメントモード。前回に引き続き、JPBA所属の稲見厚史プロにテスターをお願いした。
「ゲームモードは従来のビリヤードとは全然違うテイストあり、上級者でも楽しめるガチなチャレンジ系もあって飽きないし、ビリヤード場での色んなシチュエーションで使えるなと思いました。個人的には、スピードプールをやってみて納得いかなかったので、コレ、極めてみたいです(笑)。エンターテインメントモードは情報としては知っていたんですが、実際自分でプレーしてみて、ビリヤードってここまで来たんだって、素直に思いました。クオリティが高いです」
こうして全てを体験して頂いた後、プロプレイヤーであり、ビリヤード場でレッスンも行い、スタッフとしての仕事も持つ稲見プロに改めてABMの印象を聞いた。
「最初は正直エンターテインメントだけのものだと思っていたんですが、ガチなプレイヤーにも受け入れられる超本格派だと認識を改めました。個人的にもっと使い倒したいなと思いましたし、ビリヤード場にあれば、初心者から上級者まで全てのお客様に向けて活用できるなと感じました!」
さらなる進化を続けるABM
「まず、システムの完全な日本語化も完了して、初めての方でも使いやすくなりました。また、ショットした手球の軌道を映し出して、結果を検証しながらトレーニングできるリトライモードや、ビリヤードとブラックジャックを融合した新ゲームなど、どんどんパワーアップしています。おかげさまで、ラウンドワン様でのロケーションテストでは、1200名以上の体験者の方々からアンケートという形で貴重なご意見も伺えたので、それをしっかりとフィードバックしています。まだまだ続くコロナ禍ではありますが、ビリヤード関係者の皆様にもご好評をいただいておりますので、これから多くの皆様に実際にプレーしていただける機会が増えていくと思っております。『ABMって楽しい!』が、ビリヤードの裾野の広がりに繋がっていくように、これからもより良いものにしていきますので、ぜひ、実際にABMを体感してください」(SLS事業企画部チーフ・西貴範さん)
3回に渡ったこのシリーズもこれにて終了。ABMのさらなる進化、そしてビリヤード場での活用の現場などは、また機会を改めて紹介したい。
稲見厚史プロ
今回テスターとして、ABMのトレーニングモードの全てのプログラムを実際にプレーしていただきました! 1982年6月10日生まれ、青森県出身、東京在住、JPBA50期生。